那：帰ってきたよ！

殊：お帰りって言ってくれる人も居ないけどね！

那：其れ言ったら虚しいから!!


以下背後のｇｄｇｄ駄弁りなので別ページ。

那：…まさかブレーカー落とされるとは思ってなかったよ

少年はベンチに腰掛ける
戦争に出ているものの、休む時は休んでいるようだ

「皆…大丈夫かな？」
傾き出した日を見て、ぽつりと呟いた。

殊：那也兄、そういえば今回の戦争の目標は決まってる？

那：当然。まずはあの麒麟を討ち取ることでしょ？（麒麟…大いなる災いのこと）

殊：というかそれは全体的にやらないと駄目じゃないか…

那：次にね…妖狐を両方捕らえる事。

殊：それも出来ればやる、ってコマンダーにも作戦結社でも言われてたよね？

那：一々分かってることを言わないで…悲しくなるから…

殊：精神面弱いね。もうない？

那：最後にね、重傷記録を止める！

殊：…はぁ？

那：今まで何回も出れる戦争には出てきたんだけど…全部重傷で終わってるんだよね。

殊：だからか…まぁそれは運だしやろうと思ってやれることじゃないよね

那：分かってるよ。重傷になったら誰かの応援に回るから。
重傷になったらあの子の応援に回ろうかなぁ…
殊：重傷特攻はしないよね？

那：当然だよ。止められたし。(あの子に)…止められてなかったら行ってたかも

銀誓館学園、屋上。

人が一人、屋上を訪れた。

人は手にしたカードに謝るように震える声で呟く。

「ごめんね…ごめんね、シフク…」

着ていた振袖の袖で涙を拭うと、また歩き出した。

その表情に…涙は無かった。代わりに覚悟が存在した。