那：…………

殊：よくジョブチェンジする気になったね

那：……………

殊：…詳しくは聞かないけど

那：そうしてくれると嬉しいなぁ

殊：早めにシフクとまた一緒になれるよう頑張りなよ？

那：…うん………

那：勇者も女子には敵わない？のプレイング。問題点は遠慮なくドウゾ。

那：えへへっ、えへへっ（ぐでっとしながらへらへらと）

殊：そんなグタグタ具合でよく執務できるね。

那：いつものリバウンドだと思ってよぉ。ほら、昨日誕生日だったんだし。

殊：一昨日でしょ。それにずっと年月経ってから読み返したら昨日なんて単位じゃないかもしれないよ。

那：いいじゃん、僕は普段結構やることやってるんだから！この予定表_{（カレンダー）}見てよ！

殊：…

大方のものが活動しているであろう午後2時。

ぐったりと布団の上に大の字で寝そべっている少年は、呼吸すらきつそうに繰り返している。

ピリリ、と枕元の携帯が何らかを受信したと主張してみても、全くもって動く気配はない。

呻くように一言だけ零した…「あぁ、苦しいよ…」と。

那：『水蠢花』の仮プレイングだよ、問題点があるなら遠慮なくどうぞ。

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